薬効分類 | 剤形 | 成分名 | 品名(先発品名/代表的な品名) ※規格・メーカー名は除く |
妊娠・授乳に対する添付文章上の記載(禁忌記載であれば赤色とす) |
不活化ワクチン(細菌抗原ワクチン) |
肺炎球菌ワクチン | ニューモバックスNP | 妊婦:予防接種上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
4価髄膜炎菌ワクチン(ジフテリアトキソイド結合体) | メナクトラ筋注 | 妊婦・授乳婦:有益性が危険性を上回る場合のみ | ||
4価髄膜炎菌ワクチン(破傷風トキソイド結合体) | メンクアッドフィ筋注 | 妊婦:予防接種上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続又は中止を検討 | ||
沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン(無毒性変異ジフテリア毒素結合体) | プレベナー13水性懸濁注 | 妊婦:予防接種上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続又は中止を検討 | ||
沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン(無毒性変異ジフテリア毒素結合体) | バクニュバンス水性懸濁注 | 妊婦:予防接種上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続又は中止を検討 | ||
不活化ワクチン | 沈降精製百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオ混合ワクチン | テトラビック皮下注シリンジ | ||
沈降精製百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオ混合ワクチン | クアトロバック皮下注シリンジ | |||
沈降精製百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオウイルス混合ワクチン | ゴービック水性懸濁注 | |||
沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン | トリビック | |||
乾燥組織培養不活化狂犬病ワクチン | ラビピュール/乾燥組織培養不活化狂犬病ワクチン | 妊婦:予防接種上の有益性が危険性を上回る場合のみ | ||
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン | シングリックス筋注用 | 妊婦:予防接種上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続又は中止を検討 | ||
組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来) | シルガード9水性懸濁筋注シリンジ | 妊婦:投与しない、授乳婦:予防接種上の有益性が危険性を上回る場合のみ | ||
組換え沈降4価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来) | ガーダシル水性懸濁筋注シリンジ | 妊婦:予防接種上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続又は中止を検討 | ||
インフルエンザHAワクチン | インフルエンザHAワクチン/ビケンHA/フルービックHA | 妊婦:予防接種上の有益性が危険性を上回る場合のみ | ||
不活化ポリオウイルスワクチ | イモバックスポリオ皮下注 | |||
不活化ワクチン(肝炎ワクチン) | 組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来) | ビームゲン注/ヘプタバックス−II | 妊婦:予防接種上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
乾燥組織培養不活性化A型肝炎ワクチン | エイムゲン | |||
生ワクチン | 乾燥弱毒生水痘ワクチン | 乾燥弱毒生水痘ワクチン | 妊娠していることが明らかな者 | |
乾燥細胞培養痘そうワクチン
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妊娠していることが明らかな者 | |||
ウイルスベクターワクチン(コロナウィルスワクチン) | コロナウィルスワクチン(遺伝子組換えサルアデノウィルスベクター) | バキスゼブリア筋注 | 妊婦:予防接種上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続又は中止を検討 | |
コロナウィルスワクチン(遺伝子組換えアデノウィルスベクター) | ジェコビデン筋注 | 妊婦:予防接種上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続又は中止を検討 | ||
mRNAワクチン(コロナウィルスワクチン) | コロナウィルス修飾ウリジンRNAワクチン | スパイクバックスTM筋注(旧販売名:COVID-19ワクチンモデルナ筋注) | 妊婦:予防接種上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続又は中止を検討 | |
コロナウィルス修飾ウリジンRNAワクチン | コミナティ筋注/コミナティ筋注6ヵ月~4歳用/コミナティ筋注5~11歳用/コミナティRTU筋注 | 妊婦:予防接種上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続又は中止を検討 | ||
組換えタンパクワクチン(コロナウィルスワクチン) | 組換えコロナウイルスワクチン | ヌバキソビッド筋注 | 妊婦:予防接種上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続又は中止を検討 | |
コロナウィルス(モノクローナル抗体) | チキサゲビマブ(遺伝子組換え)・シルガビマブ(遺伝子組換え) | エバシェルド筋注セット | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与、妊婦:治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討 |
*クアトロバック皮下注シリンジ、テトラビック皮下注シリンジ、トリビックについて、薬効分類上は、「混合生物学的製剤」ですが、実務上、「ワクチン類」の分類に入れます。