薬効分類 | 剤形 | 成分名 | 品名(先発品名/代表的な品名) ※規格・メーカー名は除く |
妊娠・授乳に対する添付文章上の記載(禁忌記載であれば赤色とす) |
全血製剤 | 人全血液 | 人全血液-LR/照射人全血液-LR | 妊婦へのヒトパルボウイルスB19、CMV等の感染によって胎児への障害がまれに(0.1%未満)報告されているので妊婦への輸血はその有効性が危険性を上回ると判断される場合にのみ実施 | |
血液成分製剤 | 人血小板濃厚液 | 濃厚血小板-LR/照射濃厚血小板-LR/照射洗浄血小板-LR | 妊婦へのヒトパルボウイルスB19、CMV等の感染によって胎児への障害がまれに(0.1%未満)報告されているので妊婦への輸血はその有効性が危険性を上回ると判断される場合にのみ実施 | |
血液成分製剤 | 合成血 | 合成血液-LR/照射合成血液-LR | ||
解凍人赤血球濃厚液/解凍人赤血球液 | 解凍赤血球液-LR/照射解凍赤血球液-LR | 妊婦へのヒトパルボウイルスB19、CMV等の感染によって胎児への障害がまれに(0.1%未満)報告されているので妊婦への輸血はその有効性が危険性を上回ると判断される場合にのみ実施 | ||
人血小板濃厚液HLA | 濃厚血小板HLA-LR/照射濃厚血小板HLA-LR/照射洗浄血小板HLA-LR | 妊婦へのヒトパルボウイルスB19、CMV等の感染によって胎児への障害がまれに(0.1%未満)報告されているので妊婦への輸血はその有効性が危険性を上回ると判断される場合にのみ実施 | ||
人赤血球液 | 赤血球液-LR/照射赤血球液-LR | 妊婦へのヒトパルボウイルスB19、CMV等の感染によって胎児への障害がまれに(0.1%未満)報告されているので妊婦への輸血はその有効性が危険性を上回ると判断される場合にのみ実施 | ||
洗浄人赤血球液 | 洗浄赤血球液-LR/照射洗浄赤血球液-LR | 妊婦へのヒトパルボウイルスB19、CMV等の感染によって胎児への障害がまれに(0.1%未満)報告されているので妊婦への輸血はその有効性が危険性を上回ると判断される場合にのみ実施 | ||
新鮮凍結人血漿 | 新鮮凍結血漿-LR | 妊婦へのヒトパルボウイルスB19等の感染によって胎児への障害がまれに(0.1%未満)報告されているので妊婦への輸血はその有効性が危険性を上回ると判断される場合にのみ実施 | ||
ヒト免疫グロブリン | 注射用剤 | 乾燥スルホ化人免疫グロブリン | 献血ベニロン-I静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ |
注射用剤 | 乾燥ペプシン処理人免疫グロブリン | 献血グロブリン注射用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
注射用剤 | 乾燥ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン | 献血グロベニン-I静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
人免役グロブリン | ガンマグロブリン筋注/グロブリン筋注/ガンマーグロブリン筋注 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | ||
注射用剤 | 乾燥イオン交換樹脂処理人免疫グロブリン | ガンマガード静注用 | 妊娠中の投与に関する安全性は確立していない | |
注射剤 | pH4処理酸性人免疫グロブリン | 献血ポリグロビンN静注 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
注射剤 | ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン | 献血ヴェノグロブリンIH静注 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
注射剤 | pH4処理酸性人免疫グロブリン(皮下注射) | ハイゼントラ皮下注 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
ヒト免疫グロブリン/慢性炎症性脱髄性多発根神経炎治療薬 | 注射剤 | pH4処理酸性人免疫グロブリン | ピリヴィジェン静注 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ |
アルブミン | 注射剤 | 人血清アルブミン/人血清アルブミン(遺伝子組換え) | 献血アルブミン静注/アルブミナ-静注/献血アルブミン/赤十字アルブミン静注/アルブミン-ベーリング静注 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ |
加熱人血漿たん白 | 献血アルブミネート静注 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | ||
アンチトロンビン | 乾燥濃縮人アンチトロンビンⅢ | 献血ノンスロン注射用/アンスロビンP注射用/ノイアート静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
注射用剤 | アンチトロンビン ガンマ(遺伝子組換え) | アコアラン静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続か中止を検討 | |
抗HBsグロブリン | 抗HBS人免疫グロブリン | 抗HBS人免疫グロブリン筋注 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
乾燥抗HBS人免疫グロブリン | ヘブスブリン筋注用/乾燥HBグロブリン筋注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | ||
ポリエチレングリコール処理抗HBS人免疫グロブリン | ヘブスブリンIH静注 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | ||
血液凝固第Ⅶ因子 | 注射用剤 | エプタコグアルファ(活性型)(遺伝子組換え) | ノボセブンHI静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳は避ける |
乾燥濃縮人血液凝固第Ⅹ因子加活性化第Ⅶ因子 | バイクロット配合静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | ||
血液凝固第Ⅷ因子 | 乾燥濃縮人血液凝固第Ⅷ因子 | コンファクトF注射用/クロスエイトMC静注用/コンコエイト-HT | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
キット | ルリオクトコグ アルファ(遺伝子組換え) | アドベイト静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
注射用剤 | ツロクトコグ アルファ(遺伝子組換え) | ノボエイト静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
注射用剤 | エフラロクトコグ アルファ(遺伝子組換え) | イロクテイト静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳は避ける | |
キット | ルリオクトコグ アルファ ペゴル(遺伝子組換え) | アディノベイト静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続か中止を検討 | |
注射用剤 | オクトコグ ベータ(遺伝子組換え) | コバールトリイ静注用 | 妊婦・授乳婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
注射用剤 | ロノクトコグ(遺伝子組換え) | エイフスチラ静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳は避ける | |
注射用剤 | ダモクトコグ アルファ ペゴル(遺伝子組換え) | ジビイ静注用 | 妊婦・授乳婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
注射用剤 | ツロクトコグ アルファ ペゴル(遺伝子組換え) | イスパロクト静注用 | 妊婦・授乳婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
注射用剤 | シモクトコグ アルフ(遺伝子組換え) | ヌーイック静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続か中止を検討 | |
血液凝固第Ⅸ因子 | 注射用剤 | ノナコグ アルファ(遺伝子組換え) | ベネフィクス静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続か中止を検討 |
注射用剤 | エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え) | オルプロリクス静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳は避ける | |
注射用剤 | アルブトレペノナコグ アルファ(遺伝子組換え) | イデルビオン静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続か中止を検討 | |
注射用剤 | ノナコグ ベータ ペゴル(遺伝子組換え) | レフィキシア静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳は避ける | |
乾燥濃縮人血液凝固第Ⅸ因子 | クリスマシンM静注用/ノバクトM静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | ||
血液凝固第Ⅸ因子複合体 | 乾燥人血液凝固第Ⅸ因子複合体 | PPSB-HT静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
血液凝固第ⅩⅢ因子 | 注射用剤 | ヒト血漿由来乾燥血液凝固第XⅢ因子 | フィブロガミンP静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ |
注射用剤 | カトリデカコグ(遺伝子組換え) | ノボサーティーン静注用 | 妊婦・授乳婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
血液凝固因子抗体迂回活性複合体 | 注射用剤 | 乾燥人血液凝固因子抗体迂回活性複合体 | ファイバ静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ |
第Ⅷ因子機能代替製剤 | 注射剤 | エミシズマブ(遺伝子組換え) | ヘムライブラ皮下注 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続か中止を検討 |
フォン・ヴィレブランド因子製剤 |
注射用剤 | ボニコグ アルファ(遺伝子組換え) | ボンベンディ静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続か中止を検討 |
抗Dグロブリン | 乾燥抗D(Rho)人免疫グロブリン | 抗Dグロブリン筋注用/抗D人免疫グロブリン筋注用 | 本剤の投与によりヒトパルボウイルス B19 の感染の可能性を否定できない。感染した場合には胎児への障害(流産、胎児水腫、胎児死亡)が起こる可能性がある | |
抗破傷風グロブリン | 乾燥抗破傷風人免疫グロブリン | テタノブリン筋注用/破傷風グロブリン筋注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
キット | 抗破傷風人免疫グロブリン | テタガムP筋注 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
ポリエチレングリコール処理抗破傷風人免疫グロブリン | テタノブリンIH静注 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | ||
フィブリノゲン | 乾燥人フィブリノゲン | フィブリノゲンHT静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
ハプトグロビン | 人ハプトグロビン | ハプトグロビン静注 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ | |
HAE急性発作発症抑制・治療薬 | 注射用剤 | 乾燥濃縮人C1-インアクチベーター | ベリナートP静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ |
プロテインC | 注射用剤 | 乾燥濃縮人活性化プロテインC | 注射用アナクトC | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ |
プロトロンビン複合体 | 注射用剤 | 乾燥濃縮人プロトロンビン複合体 | ケイセントラ静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ |
その他の先天性代謝異常症治療薬 |
注射用剤 | 乾燥濃縮人α₁ -プロテイナーゼ インヒビター | リンスパッド点滴静注用 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳の継続か中止を検討 |
その他 | 注射剤 | ヘミン | ノーモサング点滴静注 | 妊婦:治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ、授乳婦:授乳は避ける |